ヨガで免疫力を高める方法|忙しいママのセルフケア習慣

ヨガ

季節の変わり目や疲れがたまった時、「風邪をひきやすいな」「体がだるいな」と感じることはありませんか?特に小さな子どもがいると、家族から風邪をもらいやすく、自分が体調を崩すと家事や育児にも影響が出てしまいます。そんな時に注目したいのが、ヨガによる免疫力アップ。特別な器具や広いスペースがなくても、自宅で手軽にできるヨガは、体調を整えたいママにぴったりの習慣です。


ヨガと免疫力の関係

免疫力を左右する大きな要素のひとつが「自律神経のバランス」です。日々のストレスや睡眠不足、疲労の蓄積によって交感神経が優位な状態が続くと、体の防御機能は低下しやすくなります。ヨガは深い呼吸とゆったりとした動きで副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせることで免疫力を底上げする効果が期待できるのです。


免疫力を高めるヨガのポイント

  1. 深い呼吸
    ヨガの呼吸法(腹式呼吸)は、体に酸素をしっかり送り込み、血流を促進します。呼吸に意識を向けるだけでもストレスが和らぎ、免疫細胞の働きをサポートします。
  2. 血流とリンパの流れを良くするポーズ
    肩回りや股関節をゆるめるポーズは、リンパの流れをスムーズにし、体の巡りを整えます。特に「猫のポーズ」「橋のポーズ」などは胸を開き、呼吸が深まりやすくなります。
  3. リラックスできる時間を作る
    忙しいママにとっては「数分でも自分に集中する時間」を持つことが大切。短時間のヨガでも続けることで心が落ち着き、免疫力に良い影響を与えます。

自宅でできる簡単ポーズ

  • 猫のポーズ(キャット&カウ)
    四つん這いで背中を丸めたり反らしたりするポーズ。背骨をほぐし、全身の血流を促進します。
  • 橋のポーズ(セツバンダアーサナ)
    仰向けに寝て膝を立て、お尻を持ち上げるポーズ。胸が開き、呼吸が深まり、自律神経を整える効果が期待できます。
  • 足を壁に上げるポーズ(ヴィパリタ・カラニ)
    寝る前に壁に脚をあずけるだけでOK。下半身の血流が改善し、疲労回復やリラックスに効果的です。

続けるためのコツ

  • 子どもがお昼寝している間に5分だけ
  • 家事の合間に1ポーズ取り入れる
  • 寝る前に呼吸を整えてリラックス

「短くてもいい」と思えると無理なく習慣になり、自然と体調の変化を感じられるようになります。


まとめ

免疫力を高めるために難しいことをする必要はありません。ヨガで呼吸を深め、体をゆるめ、心を落ち着けることが大切です。小さな積み重ねでも、続けることで風邪をひきにくくなったり、疲れにくくなったりと実感が得られるはず。子どもや家族の健康を守るためにも、まずは自分自身の体調を整えることから始めましょう。ヨガは忙しいママの心と体を支える強い味方になってくれますよ。