子育てや家事に追われる毎日。「運動不足を解消したい」「気分転換に体を動かしたい」と思っていても、外に出る時間を確保するのは難しいですよね。そんな時におすすめなのが、自宅でできるヨガやピラティスです。場所も時間も自由に選べるので、小さなお子さんがいるママでも続けやすいのが魅力。ただ、始めようと思ったときに気になるのが「何を準備したらいいの?」ということ。今回は、自宅でヨガをするために最低限必要な道具と、その選び方のポイントをご紹介します。
1. ヨガマット
ヨガに欠かせないのが「ヨガマット」です。フローリングや畳の上でそのまま行うと滑りやすく、体も痛めやすいので、マットは必須アイテム。選ぶポイントは以下の3つです。
- 厚さ:初心者やリラックス系ヨガを中心にするなら6〜8mmの厚めが安心。しっかり動きたい方には4mm前後の薄めがおすすめ。
- 素材:安価なPVC(ポリ塩化ビニル)から、環境にやさしいTPEや天然ゴムまでさまざま。自宅用なら滑りにくく、掃除しやすい素材を選ぶと便利。
- サイズ:標準は長さ173cmほど。身長が高めの方はロングサイズを選ぶと快適。
2. ブロック
ヨガブロックは、ポーズをサポートする補助具です。体が硬いと前屈や開脚がつらく感じることもありますが、ブロックを使えば無理なく姿勢を安定させられます。子育て中のママは、体調や柔軟性が日によって変わりやすいため、ブロックがあると安心。素材は軽くて扱いやすいEVA製が人気です。
3. ストラップ(ヨガベルト)
前屈や開脚で手が足に届かないとき、ストラップがあれば無理せず姿勢をキープできます。布ベルトのように丈夫で長さ調整ができるものを選ぶと便利。タオルで代用もできますが、ヨガ専用のストラップはグリップが効きやすく安全です。
4. ボルスターやクッション
リラックス系のヨガをするなら、ボルスター(大きなクッション)があるとさらに快適。抱き枕や座布団で代用も可能です。子育て中は睡眠不足や疲れを感じやすいので、クッション性のあるアイテムはリカバリーに役立ちます。
5. ウェア
自宅で行うなら専用ウェアにこだわらなくても大丈夫。ただし、動きやすくて締め付けない服がおすすめです。レギンスや伸縮性のあるTシャツなど、リラックスできる服を選びましょう。
まとめ
ヨガを始めるために必要なものは、実はそれほど多くありません。まずはヨガマットさえあれば十分。少しずつブロックやストラップを追加していけば、練習の幅が広がり、体の変化も感じやすくなります。子どもが遊んでいる横で、寝かしつけた後の静かな時間に、自分のペースで続けられるのが自宅ヨガの魅力。道具を上手に選んで、日常に心地よい運動習慣を取り入れてみてくださいね。